NormLink 使用方法(ガイド)
💡 「NormLink」とは?
「NormLink(ノームリンク)」は、EMC、製品安全、ISO、無線などの複雑な公的規格の「解釈」を共有・蓄積するプラットフォームです。
最大の特徴は、**人間(エンジニア)にとって読みやすいマークダウン表示**と、**生成AI(LLM)にとってパースしやすい構造化データ(JSON-LD)**をシームレスに両立している点です。これにより、AIエージェントによる規格情報の的確な解釈・スクレイピングを支援します。
🔒 「登録・マージ」の完全ローカル動作について
本サービスの「登録・マージ」ツール(route=kb_system /
knowledge_system.php)は、完全にクライアント(ブラウザ)側のみで実行されるローカル動作ツールです。
入力した内容や読み込ませたファイルデータはすべてJavaScriptによってブラウザ内で処理され、サーバーへの送信・アップロードは一切行われません。NDA下にある社内文書や著作権で保護された規格書であっても、安全かつオフラインでマージ処理等をご利用いただけます。
👨💻 作成者(個人ユーザー)の使い方
- 規格解釈の投稿: ログイン後、「解釈を投稿する」から新しい規格解釈をマークダウン形式で執筆できます。また、自身のプロフィールに「保有資格・認証」を登録してアピールできます。
- JSON-LDの自動生成: 入力と同時に、右側のプレビューエリアに Schema.org(TechArticle / DefinedTerm 準拠)の構造化データがリアルタイム生成されます。投稿すると自動的にページのHTMLに埋め込まれます。
- 個別および一括ダウンロード: 作成したJSON-LDデータは、詳細ページから個別で、あるいはマイページから一括ですべて繋げてダウンロードすることが可能です。
- 引用関係の接続: 投稿時に「他の規格解釈の引用」を選択することで、システム内で解釈同士のネットワークグラフ(引用関係)を構築できます。
- スカウトの受け入れ: プロフィールで「スカウト受付」を有効にしておくことで、企業からのスカウト案件を非公開の受信トレイで受け取ることができます。
🏢 企業ユーザーの使い方
- 優秀なエンジニアの探索: ホームページの評価値スコア(いいね、お気に入り、被引用数、閲覧数から自動算出)を元に、質の高い解釈を提供している個人作成者を探せます。
- 所属証明書のアップロード (任意・一般公開): 企業アカウントの信頼性を担保するため、登録時またはプロフィール設定時に「社員証や登記簿」等の証明写真を任意でアップロードして公開できます。これにより、他のユーザーが本物の企業アカウントであることを判断可能となります。
- ダイレクトスカウト: 気になる作成者の詳細ページやプロフィールページから、非公開のスカウトメッセージを連絡先情報と共に直接送信できます。
💾 ゲスト(非会員)としての利用
アカウントを登録していない状態でも、規格解釈を作成できます。このデータはサーバーのデータベースには送信されず、**あなたのブラウザの LocalStorage にのみ安全に保存されます。**
ホーム画面には「💾 ローカル保存」バッジと共にあなたのフィードにのみマージされ、詳細ページも問題なくダイナミックレンダリングされ、JSON-LDメタデータも正しく生成されます。
🗂️ JSON-LD 各項目の説明
本サービスが自動生成および出力する JSON-LD (Schema.org 準拠) の構造化データの各要素とその意味は以下の通りです。生成AIやパーサーはこの情報を元にメタデータを解析します。
| 項目名 | 対応する型/内容 | 意味・用途 |
|---|---|---|
| @context | URL | スキーマ規格の指定(常に
"https://schema.org")
|
| @type | 文字列 | エンティティの定義("TechArticle" または
"DefinedTerm")
|
| name | 文字列 | 規格解釈や設計事例のタイトル |
| about | 文字列 | 対象とする公的規格番号(例: "CISPR 32",
"ISO 13485")
|
| section | 文字列 | 規格書内の該当する章・条項番号(例:
"Clause 5", "Annex A")
|
| description | 文字列 | 事例や解釈の簡潔な要約(AIインデックス用) |
| articleBody | 文字列 | 「発生した問題」「対策・対応」「評価結果」を統合したマークダウンテキスト本体 |
| category | 文字列 | 適用対象の技術カテゴリ("EMC",
"LVD", "CRA", "MD/MR", "RED" など)
|
| author | Person (オブジェクト) | この規格解釈の執筆者(投稿ユーザー)の情報 |
| comment | Comment (配列) | 他ユーザーから寄せられた公開のコメント・補足解説リスト |
| citation | URL (配列) | 本解釈が引用または参照している他作成者の事例URLリスト(関連度ネットワーク) |
📈 スコア評価・ランキング評価アルゴリズム
NormLinkでは、共有された規格解釈や技術ブログの品質、コミュニティへの貢献度を定量的に評価し、トップクリエイターのランキングを決定しています。評価スコアは以下の計算式に基づいてリアルタイムに集計されます。
1. 規格解釈(投稿データ)のスコア計算
各規格解釈のスコアは、他ユーザーによるエンゲージメントと参照情報に基づいて算出されます:
規格解釈スコア = (いいね数 × 10) + (お気に入り数 × 20) + (他解釈からの被引用数 × 15) + (閲覧数 × 1) + (部分JSON-LDダウンロード数 × 5) + (引用規格リファレンス数 × 10)
2. 技術ブログのスコア計算
エンジニア自身の知見を共有する技術ブログも評価対象です。ブログ内に自身の「規格解釈」を紐付ける(参照リンクを設定する)ことで、AIエージェントに構造的な関連性を提供できるため、追加ボーナスが付与されます:
技術ブログスコア = (いいね数 × 10) + (閲覧数 × 1) + (規格解釈の紐付けボーナス × 50)
3. クリエイター総合ランキングのスコア計算
ランキング(期間別:全期間/月間/年間、カテゴリ別)は、各個人作成者が獲得した以下の全スコアの合計値(総合スコア)順で決定されます:
総合スコア = 投稿した全「規格解釈」のスコア合計 + (お知らせ投稿数 × 5) + (お知らせ獲得いいね数 × 10) + (JSON-LD一括ダウンロード数 × 25) + 投稿した全「技術ブログ」のスコア合計
不正なスコア操作を防ぐため、閲覧数やダウンロード数は「非ログインユーザー(ゲスト)を含む、作成者以外のユニークIPアドレスによるアクセス」のみがカウント対象となります。
🔑 セキュアな認証(パスキー&2段階認証)
・パスキー(WebAuthn): マイページからデバイスの生体認証(Touch ID/Face ID
等)を登録することで、次回からパスワード入力なしでログイン可能になります。
・メール2段階確認: アカウント作成時、パスワード変更時、またはアカウント紛失時の復旧時には、メールによる6桁の使い捨て確認コードの検証が必須となります。