円形コイルの漏れ時速のアニメーション。
「回路は1つ(直列)」か「完全に2つの独立回路」か
この問題は、物理的な回路の接続状態によって全く異なる答えになります。下のセレクターで【① 直列接続】、【② 独立・直流】、【③ 独立・交流】を切り替えて、距離やパラメーターの影響度を検証してみましょう。
直列回路リアルタイムアニメーション
\(I_B = I_A\) となり、流れる電流は同じ 3 μA です。
\(I_B = 0\) となり、隣のコイルには電流は流れません (\(0 μA\))。
電磁誘導により、\(I_B \propto -M \frac{dI_A}{dt}\) の誘導電流が発生します。
コイル間の距離 \(x\) の関係性と影響
直列接続の場合:【影響度:ゼロ】
導線で繋がった1本の閉回路を構成しているため、コイル間の距離 \(x\) がどれだけ離れていても、電荷保存則(キルヒホッフの第一法則)により \(I_A = I_B\) となり、電流値は等しくなります。
独立回路・電磁誘導(AC)の場合:【影響度:極大】
距離 \(x\) が離れると、コイルAの作る磁力線がコイルBを貫く割合(結合係数 \(k\))が急激に減少します。これにより、相互インダクタンス \(M\) が減少し、発生する誘導電流 \(I_B\) はほぼゼロへと減衰します。